精密板金加工屋のつぼ探し

突然なんの前触れもなく、CRTディスプレイが『ブチッ！』っという音とともにダウンして画面が真っ暗になり、なんの反応もしなくなりました。
一瞬、プレーカーが落ちてパソコンの電源も落ちたのかと思いましたが、パソコン本体の電源は落ちてませんでしたので、すぐにCRTディスプレイがイカレテしまったのだと理解しましたが。

こりゃ大変！とちょっとあせりました。
どうしたものかと考えましたが、とりあえず、どこかから別のCRTディスプレイを確保せねばと思い、早速心当たりへ電話しました。

お世話になってる地元の○○モー○○スの社長さんにいらないCRTディスプレイ持ってないか尋ねたところ、あるから持ってっていいよ、とのこと。

早速車を飛ばしていただきに伺いました。
（どうもありがとうございました！＞社長様）

頂いてきて早速パソコンにつないで見たところ、うまく起動したのでホッとしました。
その間、2時間くらい経ってたのでお仕事のお問い合わせメールなど来てないか、メールを確認しようとしたところ・・・、ありゃりゃ？？、ネットに接続できません。

何度もいろいろ試してみたんですが、どうしてもネット接続できません。
CRTディスプレイ交換しただけなのに、ネットに繋がらなくなるなんて、どうも腑に落ちないんですが、どうしようもなくギブアップ。

うちの回線はADSLを使ってるんですが（本当は光にしたいんですけど、地理的条件で光サービス自体ありません。地方の泣き所ですね（泣））、NTTさんの24時間サポートへTELして電話診断してもらいました。

すると、どうやら電話診断だけでは原因が掴めないような内容のようで、出張診断ということになり、早速来て頂くことに。
2時間後、サービスマンの方が到着して診て頂いたところ、ADSLモデム内の設定がリセット（初期化）されてしまってるとのこと。

そのために、電話局との通信（ADSL）とプロバイダへの通信（PPP）がダウンしている状態であるということでした。
たしかに、ADSLモデムのADSLランプとPPPランプが消えてしまってます。

ここまでわかったので、再度最初から設定し直してもらい、電話局との通信（ADSL）とプロバイダへの通信（PPP）を復旧してもらいました。

この状態だと、NTTのサービスマンの方が持参したパソコンで繋げると、ネット開通OK状態に復活しました。但し・・・

うちのパソコンにつなげるとやっぱりまだつながりません（泣）。
何故かといいますと、ADSLモデムとパソコンをつなぐLAN回線が死んでいるんです。
確かに、ADSLモデムのLANランプが消えたままです。

うちのパソコンのLANアダプタのドライバの設定がおかしくなってしまっているのか、LANボードが機械的・電気的に故障してしまって死んでいるのか、はたまたパソコン本体のどこかに障害がおきてしまっているのか・・・

CRTディスプレイを交換しただけなのに、この故障？障害はなんだか自分でも腑に落ちないんですが、
LAN回線が死んでしまっているのは事実。

それでもって、NTTさん曰く、ここから先はパソコン内のことなのでNTTで対応できるものではありませんので、お客様でなんとか解決を。。。ということです。

そんなこと言われても・・・って感じなのですが、それ以上はどうしようもないとのことで、問題解決に至らずにNTTさんの作業は終了になりました。

さてさて、また困ってしまいました。
NTTさんに来てもらって一歩前進はしましたが、依然として復旧には至りませんでした。
自分でもいろいろと試してはみましたが、これ以上は自分の力で解決するのは無理。

ということで、次はOA機器などを扱っていて、うちもお世話になっている地元の販売店○○さんにぺルプコールをしてみました。

その時すでに、17時近かったのですが、サービスマンの方が今隣町にいるので30分くらい待ってくれれば来てくれるとのこと。
藁にもすがる思いで、是非お願いしますと頼みました。
今日中に復旧しないと、週明け大変なことになると思ったので今日中になんとかしないと・・・。

待つこと30分、猛暑の中（その日はとても暑い日でした・・・）駆けつけていただきました。
一通り経緯、症状等をお伝えしたあと、見てもらったところ、LANボードがハード面で電気的故障をしているのではないかとのこと。

それでなんと、これにはビックリしたんですが、本当にたまたまサービスマンさんが持ってきていたLANボードが、うちのパソコンに入れていたものと同じものだったということで、そのLANボードに交換してくれました。

そしたら・・・

見事復活！
やっとネットにつながるようになりました！

どうも、何らかの原因でLANボード自体が死んでしまっていたようです。
その何らかの原因というのが、○○さんのサービスマンさんの推測によると、CRTディスプレイが瞬間的にダウンしてしまった際、その衝撃として過大電流がCRTディスプレイとの接続先であるADSLモデムとLANボードに逆流してしまって両者に電気的障害を与えてしまったのではないかということでした。

うぅ〜ん、なるほど言われてみて妙に納得してしまいました（＾＾；
さすがプロと感心。

何はともあれ、○○さんのサービスマンさんのお陰でなんとか復旧するに至りました。
○○さん、どうもありがとうございました！感謝です！

朝9時前にCRTディスプレイがダウンしてしまってから、18時過ぎに復旧するまで、実に丸一日費やしてしまいましたが、復活して本当にほっとしました。

復旧後、恐る恐るメールをチェックしてみると、新規に板金加工のお見積依頼が数件の他、お仕事の連絡メール等が何件か入っていましたので、その方々には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
改めてお詫びいたします。

しかし、パソコンをはじめとするこのようなOA機器の故障・トラブルは、何の前触れもなくやってくるというのは頭では分かっていたつもりですが、実際その場面になってみると慌てますね（＾＾；。
今回のことで改めて身にしみました。

今回はCRTディスプレイだったからまだ良かったものの、これがパソコン本体だったら・・・と想像するとちょっとゾッとします。

普段、パソコンデータのバックアップは忙しさなどにかまけて疎かになっているので、このような緊急時の対応策をきちんとしておかなければ、と今更ながら強く感じた次第です。

ということで、今回お世話になったことでもあるし、とりあえず○○さんから新しいパソコンの購入を検討中です（＾＾）。

※1 CRTディスプレイ
CRTディスプレイとは、ブラウン管を使用した昔ながらの奥行きの長いディスプレイのこと。
CRTとはCathode Ray Tubeの略です。
最近は液晶ディスプレイの方がよく使われてますね。液晶は省スペース性に優れてますんで、CRTディスプレイは少なくなりつつあると思います。
でも、今でも好んでCRTディスプレイを使う方はあるようです。CRTディスプレイは色の再現性が高いそうです。そのため聞くところによると、デザイナーなどは今でもCRTディスプレイを好んで使うことが多いそうです。
それと、CRTディスプレイは液晶ディスプレイに比べて応答速度が速いということもあるらしいです。
でも、CRTディスプレイは奥行きが長くて大きくなるんで、やっぱりそのデメリットは大きいですよね。
設置場所が広く確保できるところであればいいんですけど。。。